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DJ Moon presents...夢のPicnic Book

ルー・リードの声,マーク・ボランの声

僕にとってロックは声だった,そしてそれは文学のようなもの.

跳ねるスペースボール
            /マーク・ボラン1972

僕はただの一人の男/風の流れが判るし/
子供たちがどうして泣くのかも判ってる/

レス・ポールを抱えた/
僕はちっぽけな存在だけど/
とにかく人生を楽しんでいるんだ/

次から次へと夢中になって本を読みあさる/
作者が友達のように/
僕に語りかけてくれる時はいつだってね/

僕にいったい何ができるというのか/
僕らは動物園で暮らしている/
僕にできることといえばスペースボールを
跳ね返らせて遊ぶだけ/

僕の心の奥深くに一軒の家/
その中にきみのすべてが/
ほとんど収められているんだ/

僕は一台の車を買ったよ/
古いけれど扱いやすい/
夢中になったとたんどこかに消えてしまった/

愛している女の子がいるんだ/
変わることのない天使/
彼女は大都会,僕が僕みたいだなんて最低だなぁ/

どうすれば愛が交わせるっていうんだ/
僕にできることといえばスペースボールを
跳ね返らせて遊ぶだけだというのに/


マークボラン詩集を開いて
改めて、T。レックスのうたに
耳をそばだてた日々がなんだか昨日のようです.

そのころ,ちょうど,パン屋さんをやっていて
バンを焼きながらメタルテープに詩集の順番に録音した
マークボランの声をきいていました.

ネオアコースティックを集めたテープをかけて
イギリスの片田舎の都市の子供達のうたをきいていました.

ルーリードの詩集はインタビューも入っています.
僕は、声はルーもすきだけど,ボランの書く詩のほうがすきです.

LOU REED詩集ーニューヨーク・ストーリー/梅沢葉子訳
1992.8.20河出書房新社刊

MARC BOLAN詩集ーボーン・トゥ・ブギ/中川五郎訳
1988.6.23シンコー・ミュージック刊
ルー・リードの声,マーク・ボランの声_d0034331_21239.jpg

by anthemia | 2005-05-21 01:54 | 詩集
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by anthemia
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